母との関係をどうにかしたかったから・・その時の母になりきって感じられた(4-4)
「どうしてエネルギーヒーリングやヒプノセラピーを始められたのですか?」と、聞かれることが時々あるので
書いておこうと思います。
目次
小さかった頃の記憶が大人になっても残っているから
大人になったときに、それが引き金になって大変な時もあるのです。
とは知らなかった私が、何年ももがきまくって、どうにかなって、今に至るお話です。
学んでいない「前世療法」をやってほしい、と言われるようになりました。
実は、催眠療法の基礎講座を受けたときは、あまりピンと来なくて(これ以上学ばなくてもいいや)と思っていました。
でも友達数人から学んでいないのになぜか「前世療法をやってほしい」と、言われるようになりました。
あまりにも言われるので(それなら学んでみるか!)と、翌年に『退行療法』という講座を受けました。
そこで『年齢退行』という「今の自分の人生で、小さい頃のことについて再体験する」ということを学んでいた時に
以前ドリームセラピーで解き明かした、怒りの元になったきっかけの場面を再体験したのです。
その場面の中にいる小さい私になりきって、母の顔を見た時です。
私の目に映っていたのは、「恐ろしい顔」だったのです。
まるで般若のお面のようで、その表情で固まっていました。
その時、小さい私が強く思ったのです。
「こんな怖い顔のお母さんを見るくらいなら、話しなんてしなければよかった!」
ドリームセラピーを学んでいる中で、母への怒りのきっかけや理由もすでにわかっていました。
でも、それ以外のことからもショックを受けていたのです。
(ここをわかりきっていなかったから、すっきりしきれなかったんだ!)
小さな私が感じていることを、大人の私が見守っているような感じで、そう思っていました。
続いて『小さな私の前にいる母』になりきった時、切実な口調で私の口から思わず出た言葉がありました。
「これでも必死なんです!」
初めての子どもを育てている、新米の母は「これでも必死なんです!」という、不安の中の精一杯のような思いでいっぱいでした。
普段の私自身の口調ではない、この言葉が口から出た時、
(そりゃそうだよな。精いっぱいで、不安や焦りで、いっぱいいっぱいになっちゃうかもな・・)
今の大人の私は、素直に思えました。
私自身も母として、一人の子を育てている時、特に小さい時は余裕がなかったと思います。
(余裕のなさや必死さが、表情としては怖くなっていたのだろうな。)
そう心の底から思ったら、すうっと落ち着いた感じになっていきました。
やっと腑に落ちて、納得がいったのです。
その後しばらくして、母に私から連絡して会うことが出来ました。穏やかに話すこともできました。
今までの事への感謝の中に、ごめんなさいを込めて伝えました。
そして、今は普通に会って雑談もする、穏やかな関係が続いています。
まとめ~あなたはもっと楽になれるから~
4回に分けて書いてきたのは、自分のインナーチャイルドがうらやましがっている声を聞いてから始まり、
記憶の中の母や、当時の母の思いを聞いて腑に落ちるまで15年近くかかった、私のもがきまくりの体験談でした。
でも、これを読んでくださっている方は、もっとスムースに脱出できるはずです。
なぜなら「もがく原因が、心の奥に潜んでいる記憶の中にある」と、理解していただけたと思うからです。
「自分の人生は誰のせい、ではない。」
「自分が自分の内・心の中に築いた・気付いたもの、思い込んだこと。それを『現実』として、感じているだけ。」
「だからこそ自分の内に在る世界・心の中を癒す。」
「癒して、腑に落ちれば、感じ方が変わる=『現実』の感じ方も変わる』
これだけなのです。
これだけ、でも『心の奥・潜在意識に入っている思い込み・記憶の力はとても強く、現実に影響する』のです。
私はエネルギーヒーリング、ドリームセラピー、ヒプノセラピーを学びながら癒していきました。
記憶もエネルギーなので、セルフヒーリングで「日々自分で癒して」いきながら、
集中的にヒプノセラピーを使って「より深い気づきや癒しを得ていく」のが効果的だと私は思っています。
もしも、あなたがもがいているなら、試してみませんか?
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White Rainbow(ホワイトレインボー)では、あなたの心と身体にあるエネルギーの癒しをサポートし、笑顔を輝かせるセッションを数多く行っています。心がモヤモヤしてる人、この先不安で悩んでいる人など、日常でネガティブな考えになりがちな方におすすめです。