「自由で、嬉々とした自らの運動に使用できる」ものを、みんな持っている
目次
クイーンズスクエア横浜で見た、この文章にくぎ付けになりました。
無数の芽を生み、
根を張り、枝や葉を拡げて
個体と種の保存にはあまりあるほどの
養分を吸収する。
使うことも、享受することもなく自然に還すが、
嬉々とした自らの運動に使用する。
無限の展開にむけての序曲を奏でている。
やがて自らの姿を自由に変えていくのである。
フリードリヒ・フォン・シラー
(クイーンズスクエア横浜 ジョセフ・コスース<Joseph Kosuth>「The Boundaries of the Limitless」)
(行間は私の好みで空けています)
「自由で、嬉々とした自らの運動に使用する」っていいなあ、と思ったのです。
植物は吸収した養分を「自分の命と種の保存」のために使う分以外は、自然に還している。
生きる最低限に必要なものだけ。それ以上は使わない。
一度根を張ったら、そこから自分で動くことはない。
でも、動物は「動く物」
命と種の保存以外に使う分以外も
『自由で、嬉々とした自らの運動に使用する。』
人間も動物。動く物。
自由で、嬉々として
笑い、楽しみ、喜び、うれしがって
自分を動かす、生きていけばいいんだな。
なんだかそんな感じがして、いいなあ~と感じたのです。
こうして動いていくから、生命は無限の変化をしていくのかもしれませんね。
その初源から
心の奥・潜在意識の奥でつながっている、宇宙・すべての源。
生命の無限の展開にむけての序曲を奏でている。
そこから生まれた生命は、形を変え動きながら、次の展開へとつながっていく。
物質としての束縛を少しずつ断ち切り
物としての重さや縛りからの学びも少しずつ変化して
やがて自らの姿を自由に変えていくのである。
やがて一つ一つの生命も、それぞれ自由に進んでいく
こんな風に今の私には感じられた、ハートに響く文章でした。
『生命の動く喜び』そんな感じがしました。
これを書かれた人は年末によく聞く、あの第9番「合唱付き」の歌詞を書いた人でした。
こんなにすごい文章を書かれた、
「フリードリヒ・フォン・シラー」って、誰なのだろう?
そう思い、検索したら・・・
劇作家として有名だが、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の原詞で最もよく知られるように、詩人としても有名である。
(Wikipedia より抜粋)
「歓喜の歌」と言ったりもしますよね。
先にご紹介した文章と合わせると「生命の歓喜」という、そんな感じがしました。
あなたが持っている生命、その動きはどんな喜びを奏でているでしょうか?
深呼吸して、耳を澄ませて、静かに聴いてみると感じられるかもしれませんよ。
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