感情は、とてつもないエネルギーだから
目次
あなたが「どんな感じ」か感じると、「どんな気持ち・どうしたい」がわかります。
あなたがそれをどんな気持ちで思っているか、それがわかることで心のわだかまりがほどけやすくなっていきます。
例えば、犬を見た時、好きな人と嫌いな人では反応が違いますよね?
どんな風だと思いますか?
そうですね、犬が好きな人は「かわいい~」と思って、近づいて撫でようとするかもしれないです。
犬が嫌いな人だったら、「うわ!犬!やだ!来ないで!」と思って、遠ざかろうとすると思います。
おっしゃる通りですね。そんな風にしそうですよね。
好き、っていう感情から「どう行動するか」嫌い、っていう感情で「どう行動するか」
感情で感じたことから、どう行動するかを判断していますよね?
はい。そうしますね。
でも、感情で感じたことのように行動したくても、できないときもあります。
例えば、小さい子どもの頃にお母さんから「お留守番していてね」と言われたとします。
本当は寂しいから、(一人でお留守番したくない。いやだ!したくない!)と、感じていても、
お母さんに言われたからお留守番したり・・そんなことってありますよね?
ああ、ありますね。
小さい時は、親の言うことは聞かなくちゃ、って思っている気がします。
寂しいのを我慢して、というのは誰にでもあるとは思います。
ただ人によっては、その我慢した時の「寂しい」という感情が、
心の奥で石みたいに固まってしまうこともあるのです。
心の奥で固まった石のような感情が、無意識な行動を決めています。
先程の犬が「好き」と「嫌い」な方では行動が違っていましたよね?
はい、全然違っていました。
そうですよね。感情で、どう行動するか決めていましたよね?
そして、石のように固まったものは、壊れにくいですよね?
そうですね、石は・・壊れにくいですね。
そんな石のように固まった感情が「どう行動するか」を決めていることがあります。
心の奥に入っているものほど、その決める力が強いのです。
これが『無意識で動く』状態になる感じですね。
無意識で動く、ってどうなるのですか?
頭で考える間もなく、反射的に行動している。そんな感じですね。
犬が好きなら、いちいち頭で「私は犬が好き→かわいい→撫でたい→近づこう」
嫌いなら「私は犬が嫌い→いや→来ないで→遠ざかろう」とか、
いちいち考えてから行動しているとは思えないですよね?
それはそうですね、見た瞬間に身体が動いていると思います。
それが、もしも本当はこうしたい、と頭で思っていても
身体が反射的に違う行動をするような、
固まった感情の石が心の奥にあるとしたら・・困りますよね?
頭のある上半身が前に行こうとしているのに、
心の奥の固まった感情の石が足を後ずさりさせていたら・・
それは、すごく困ります!どうすればいいのですか?
固まった感情が「どんな気持ち」で「どうしたかったのか」がわかると、ほぐれていきます。
頭では忘れてしまっているような、心の奥にある固まった感情が「どんな気持ち」なのか。
「どんな気持ちだったから、どうしたかったのか」それを確かめることで、石がほぐれていきます。
ほぐれて、解放されて、そこはすっきりするのです。
固まっていた感情がほぐれて、すっきりすると行動も変わる、ということですか?
そうです。
固まりがなくなっているので、頭と身体がちぐはぐな行動をしなくなります。
頭が前に行こうとすれば、足もちゃんと前に進むようになります。
感情が考え方・行動・身体に影響する、とてつもないエネルギーです。
心から湧き上がるような感情と頭で考えること。
この足並みがそろっていると、行動しやすいし、生きやすい感覚になりますね。
感情は心とつながりが深いので、頭で考えることよりも強いのです。
心・意識のことを理解していると、生きやすいきっかけをつかむことにもなります。
心・意識のことについてはまた改めて書きます。お楽しみに♪
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