行ったり来たりするから、気付き始める
目次
「生命の樹講座」を受講していた時のことです。
生命の樹は「ユダヤ教の中にある一つの思想・カバラを図にして説明するもの」です。
そこに宇宙の始まりから、人に至るまでが描かれている感じです。
この時の講座は、下から上に昇っていく『解放の道』
「人として、意識がどこに向かうかで、触れ合う世界が変わる」ということを学んでいました。
それを惑星やタロットカード、心理学、比較社会・宗教学などについても交えながらのお話しなので、
とても面白かったです。
人が行ったり来たりする「ジレンマ」の話がありました。
人は、自分のダメなところを
ダメだよな
それを
なんとかしたい
でも
できない
という、ジレンマが起きることがあります。
あなたにも、心当たりがあるかもしれませんね。
ここのジレンマを超えるのが難しい、と感じてしまいます。
まるでブランコに乗っているように、
気持ちが揺れて行ったり来たりするのです。
『ありのままに見る』ことができるようになれば、気付き始めます。
でも、この3つ
ダメだよな
なんとかしたい
できない
を『ありのままに見る』ことができるようになれば、気付き始めます。
そう聞いた時に私は、自分と実母とのぶつかり合いの末に、
(「母との関係をどうにかしたかったから・・色んなことをしました(全4話)」に書いています)
自分が陥っていた心情を思い出していました。
母に直接ぶつかっていっても意味ないんだよな←ダメだよな
なんとか普通に、穏やかな気持ちで話せるようになりたい←なんとかしたい
でも、やっぱりできない。顔を合わせたくない←できない
→許しを許せない自分を許す、ができない。
→そんな自分を許せばいい、けど、それもできない。
堂々巡りの行ったり来たりが「必要なステップ」だと知って、安心しました。
こんなに堂々巡りの思いでいっぱいの自分のことを
ああ、情けない・・・
と、ずっと何年も思い続けていました。
今では会えば普通に穏やかに話せるし、一緒に楽しく出かけたりもします。
でも、そうなるまでにかかった時間が
長いよなあ、私って執念深いんだな・・・
もっとあっさりできていればよかったのにな・・・
と、思うこともあったのです。
だけど、この講座で
『行ったり来たり』が必要なステップだったのだ、とわかりました。
かかった時間は、自分にとって必要な時間だった。
それは無駄じゃなかった。
そう思えて、素直に安心できました。
もし、今あなたが堂々巡りで行ったり来たりしていても、
それは無駄にはなりません。
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