36年越しの「ごめんね」に「えっ・・何を??」になって、笑っちゃいました
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何年か前に高校の同窓会がありました。その時の話です。
覚えている人、なかなか思い出せない人・・・
私は結構忘れてしまう方で(ごめんなさい!)、声をかけてもらう度にドキドキしていました。
会場には幹事さん達の尽力で、結構な人数が集まっていました。
そこで小学校と高校が同じだった子と、36年ぶりに会いました。
その子のことはよく覚えていて、相手も覚えていてくれたので話が弾みました。
(楽しいなあ)と思いながら話していた時、急に真顔になって言われたのです。
「ずっと謝らなきゃ、と思っていた。」
私は何のことだかさっぱりわからなくて、
「何を??」と聞きました。
「教室で針とシャープペンシルを使ってダーツごっこをしていたときに、
投げたら君の足首に刺さっちゃったんだよ。覚えていないの?」
そう言われました。
真面目な顔で話してくれていますが、私は全然心当たりがないのです。
「思い出せないな~。私、その時になんか言っていた?」と聞くと、
「うっすら血が出ていたみたいなんだけど、『大丈夫。』って言って、
そのまま歩いていっちゃった。」
そう言われました。
これだけ聞いても、それでも思い出せなかったので
「じゃあ、大丈夫だったんだよ。
話を聞いても思い出せないくらいなんだから、たいしたことではなかったんだよ。」
そう答えました。
「でも『ちゃんと謝っていない』って気になっていたんだ。ごめんね!」
「同窓会の出席者に名前を見つけた時に『今度こそは』と思っていたよ。」
そこまで決意してくれたとは!
ここで笑いあってしまいました。
同じ出来事でも「ごめん」と「何が?」になったのは・・視点が違うから
やられた側はそれほどショックを受けていなくて、
「あ~痛かった。」くらいで、忘れてしまっていること。
やった側は「しまった!!!ひどいことをした!あっ、謝ってない!」という、ショックと罪悪感で
記憶に強く残ってしまったのでしょう。
同じ出来事でも視点が違うと、残る印象が全く違うものになります。
そして出来事に感情が強く伴うものほど、強く・濃く記憶されます。
ポジティブな感情とともに記憶されたなら、自信や生きやすい原動力になります。
ネガティブな感情とともに記憶されたことは、生きにくい原因・トラウマになりやすいです。
そんなネガティブな感情のエネルギーが心の奥の記憶の中で、固まってしまいがちなのです。
ネガティブな記憶のエネルギーは「解放・手放し」できれば、楽になります
今回は
「謝りたいと思った、その場面について」話して、
『こうしたいと思っていた』こと・「謝る」ことで、
固まっていた思いが開放されて、手放せた。
という感じですね。
ヒプノセラピーでも同じようなことをしています。
今のあなたを生きづらくしている原因を、記憶の中から浮かび上がらせて
そこに固まっている思いや感情のエネルギーを開放して、手放していきます。
もしあなたが心の中で引きずっている思いがあるなら・・ヒプノセラピーで開放していけるかもしれませんよ。
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White Rainbow(ホワイトレインボー)では、あなたの心と身体にあるエネルギーの癒しをサポートし、笑顔を輝かせるセッションを数多く行っています。心がモヤモヤしてる人、この先不安で悩んでいる人など、日常でネガティブな考えになりがちな方におすすめです。
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